空白の7年を振り返る(2022年)

長男が日本の大学に入学した。
ボクにとって大きな人生の目標がひとつクリアできた。

中国で過ごした30代、40代の座右の銘は
「オオカミは生きろ、豚は死ね。」
だった。
相当ギラギラしてたと思う。

それが長男の入学を機に、心が安定し、
研いでいたキバも丸みを帯びた。

その頃、中山市の友人アホイからとある離島を勧められた。
「オレも行ったが凄くポテンシャルが高い。」

年明けにZSの兄、ジャッキー、サイ爺と
その離島に乗り込む。
ZSの兄とジャッキーは既に何度か訪れており、
ヤガラばっかりだと、やや期待できない話をしていた。

離島はフェリーで約1時間。
到着して驚いた。
港の付近はアオリイカの干物だらけ。

「エギングは試したの?」
と聞くと、エギング未経験だった。

試してみるとアッサリ釣れた。

3人に報告したのだが、反応が悪い。
まるでテラピア扱い。
テンション下がるわぁ~

港回りをトップで攻め、バラクーダ捕獲。

これには3人とも食いついた。
良い感じの時間になったので、夕食。
夕食中、サイ爺がずっとスマフォを触ってる。
どうやらボクの釣果を別の仲間に報告してる。

夕食後、サイ爺が売店でエギを購入。
食事中にアオリイカの価値を知ったようだ。
サイ爺に「どのエギが良いんだ?」と聞かれるが、
どれもヤバめ。

何年前に仕入れたんだと思うほどパッケージが黄ばみ、
中国のネットでも検索不能な安い作り。
もう、どれでも良いじゃん。

翌朝、サイ爺、ジャッキーでアオリイカを狙う。
サイ爺のロッドは10kg級ハタ狙いの極太ロッド。
4号のエギですら、重みを感じさせない。

初投でエギのシンカーがぶっ飛んだ。
エギはプカプカ浮いてる。
強風でPE4号が港を囲う勢いでループを描く。
爆笑してたら、サイ爺がアオリイカを釣った。

なんで?
その後も1杯追加。
その位アオリイカがいた。

日を改め、ZSの兄、その彼女、ボクの次男で同じ離島へ。
もちろん十分なエギを用意した。

次男と2人でエギングしてると、キタ!
重てぇ、しっかりと引き味を感じる。
なかなかの姿が見えた。
高い足場なので、抜き上げるのは無理だ。
ネットもない。だが諦めたくない。
コレを上げれば暫く自慢できそうだ。

次男にロッドを渡す。
ボクが水面付近まで降り、手を伸ばす。
次男のロッド捌きとボクのタイミングがシンクロした瞬間、
10本ある足を2‐3本まとめて掴み、引き抜いた。

引き抜かれ「芋掘りちゃうぞ。」と墨でツッコミ。

近くの売店で測ったら、2.5kgオーバー。
仲間内でもまだこの記録は破られてない。(2026年現在)

港付近の食堂で2.5kg全部刺身にしてもらった。
少し間引かれてる気もするが、これを4人で。

無理でした。
その後はしばらくイカと聞くだけで、お腹が冷えた。

2022年3月
国境際の釣り師達はエギングの為、
しばらく離島に通っていた。
この頃から、アオリイカの釣果が著しく落ちる。
ボク達はターゲット変更。

予想通りハマった。
4‐5人での釣果だが、人だかりができる程。
暫くはメッキ釣りを楽しむ。

少し月日が流れ、イセゴイが釣れ始めた。

そしてこの年の年末。
世界中でコロナ縛りが緩む中、出遅れた中国が動いた。
隔離やPCR検査を一斉に廃止。

その結果、コロナ患者が溢れる。
約2‐3週間、人に会った時の挨拶は
「コロナにかかった?」
だった。

もちろん、ボクも次男もコロナに。
真水と揶揄された中国製ワクチンだったが、
1日熱がでただけで、すぐに回復。

ちなみに家内はボク達の看病はモチロン、
比較的症状が重かった兄の看病もしてたが、
未だコロナにかかってない。

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